こんにちは、ニタです!
今回は、メルマガとステップメールの違いを明確にし、それを利用して商品を効果的に販売する方法について説明します。
UTAGE上でこれらのツールを使いこなせば、月額2万円のUITAGEのコストを上回るメリットがあるのをお約束します。
ビジネスを成長させるためには、見込み客・既存客との効果的なコミュニケーションが不可欠です。
その中でも特に重要なのが、メルマガとステップメールです。
以下に、メルマガとステップメールの違いを比較表にまとめました。
項目 | メルマガ | ステップメール |
---|---|---|
配信方法 | 一斉配信(単発) | シナリオに基づく自動配信 |
目的 | 最新情報の提供・関係維持 | 教育・育成・購買促進 |
対象 | 幅広い読者(リスト全体) | 特定の見込み客(シナリオ別) |
運用の手間 | 低(定期配信設定のみ) | 中~高(シナリオ設計が必要) |
主な用途 | ニュース・キャンペーン告知 | 商品説明・ナーチャリング |
開封率・反応 | 低~中(興味がある人のみ反応) | 高(興味関心が高い読者向け) |
情報の提供タイミング | リアルタイム | 段階的に提供 |
読者との関係構築 | 継続的な情報提供で関係を維持 | 段階的に価値を提供しながら信頼を構築 |
販売促進の方法 | 特典や限定オファーの提供 | ストーリーや教育を通じた誘導 |
運用の柔軟性 | 高(自由なタイミングで配信可能) | 低(事前に設定が必要) |
メルマガとステップメールの基本
メルマガは、定期的に情報を発信する手段です。新商品や特典情報、イベントのお知らせなど、様々な内容を配信します。
一方、ステップメールは、あらかじめ設定したシナリオに基づいて、特定のタイミングで自動的に送信されるメールです。
これにより、読者との関係を構築しやすくなります。
ステップメールの仕組み
ステップメールは、読者が登録した際に受け取る初回のメールから始まります。
例えば、登録後すぐに「ありがとうございます」というメッセージと共に特典を提供するメールを送信します。
その後、数日間(7日間がお勧め)にわたり、関連情報や価値あるコンテンツを段階的に提供して、購買意欲を高めたり、
商品購入の判断材料を提供します。
- 初回メール:商品サンプル申し込みのお礼を、初回購入クーポンを提供
- 2通目:商品を購入したお客様の声を書く
- 3通目:自社の紹介や商品開発ストーリー
- 4通目:自社の受賞履歴など「権威性」を伝える
- 最終通:商品やサービスのオファー
メルマガの特徴
メルマガは、紙媒体であったときに、ニュースレターです。
私は、30年も前に、初めて作成したときは、当時のワードでは力不足で、
Microsoftのパブリッシャーというソフトを使っていました。
その特徴は、リアルタイムでの情報発信が可能です。
例えば、今日の出来事や最新のニュースをすぐに届けられます。
そのため、メルマガは、顧客との関係性を深める重要なツールとなります。
社長やスタッフの差し障りのない近況やプライベートなどを出すと、より距離感が縮まります。
しかし、読者が登録した直後に商品を売り込むと、逆効果になることがあります。
まずは信頼を築くためのコンテンツを提供することが大切です。
メルマガとLINE公式アカウントの違い
toB向けの、ショップや、ECサイトなどの事業の場合は、コミュニケーション手段としては、Lineが第一優先となります。
LINEビジネスアカウントは、無料で始めることができ、月間200通までは無料で発信でます。
ただし、メルマガとは異なる特性があります。
LINEでは、よりカジュアルなやり取りが可能で、即時の反応が得られる点が魅力です。
しかし、アカBANされるリスクがあるので、頼りきりになると、ある日、顧客との連絡手段がなくなったということになりかねません。
メルマガに比べて、LINE公式アカウントは顧客との関係構築に時間がかかることがあります。
メルマガでは、段階的に関係を築くことができるため、販売促進においては優位性があります。
以下に ステップメール と ステップLINE の違いを比較表にまとめました。
項目 | ステップメール | ステップLINE |
---|---|---|
配信方法 | メールで自動配信 | LINEで自動配信 |
目的 | 教育・育成・購買促進 | 教育・育成・購買促進 + 直接対話 |
配信タイミング | あらかじめ設定したタイミングで送信 | 既読や反応に応じた柔軟な配信 |
到達率 | 低(迷惑メールに入る可能性あり) | 高(開封率が高い) |
開封率・反応率 | 低(平均20~30%) | 高(平均50~80%) |
読者の特性 | ビジネス向け・長文が読まれる | カジュアル・短文が好まれる |
コミュニケーション | 一方向の情報提供(返信しづらい) | 返信・対話がしやすい |
運用の手間 | 事前に設定すれば手間は少ない | 反応に応じた対応が必要な場合あり |
主な用途 | ナーチャリング・商品説明 | ナーチャリング・個別対応・販売促進 |
適したコンテンツ | 記事・コラム・詳細な商品説明 | 簡潔なメッセージ・画像・動画 |
販売促進の手法 | セールスページやリンクに誘導 | 直接チャットや動画で誘導 |
LINEビジネスアカウントのリスク
LINEビジネスアカウントは便利なツールですが、運用にはリスクが伴います。
最も大きなリスクは、アカウントが突然BANされる可能性です。
警告や予告なしにアカウントが消えてしまうこともあります。
これは、LINE側の自動判定システムや人の目による評価が影響しています。
一般論としては、「儲かる」「稼げる」といったワードをシステム的に判定しているようです。
もちろん、反社会的な内容を発信した場合は、確実に、アカウントがロックされます。
一度BANされると、復活は不可能です。
対策としては、メールとlineを両方取得する。
その際に、顧客の手間が最も少ない登録方法を考える。
さらに、複数のLineビジネスアカウントを持ち、予備のアカウントへの登録も促していくことが重要です。
メルマガのメリット
メルマガの最大のメリットは、安定した情報発信が可能だという点です。
読者が登録した後も、継続的に関係を築くことができます。
さらに、メルマガは読者の手元に直接届くため、開封率が高く、効果的に情報を届けることができます。
また、メルマガはコスト面でも優れています。
以前は、請求書に、ニュースレターを同封したりしていましたが、
請求書がメールとなった現在では、ニュースレターを送る郵送コストは、とても負担できません。
ですから、メール配信が望ましいわけです。
さらに、多くの配信システムでは、読者数に応じて料金が増加しないため、予算を立てやすいです。
ここが、LINEビジネスアカウントとの違いです。無料の次は5,000円となるので、年間6万円の予算が必要です。
さらに、UTAGEを使うことで、メルマガ配信システムを別途契約する必要がなく、コストが抑えられます。
一つのシステムで管理することで、スタッフの手間も削減されることになれば、人件費も削減できることになります。
メルマガの運用方法
メルマガを運用する際は、配信スケジュールを決定する必要があります。
主に届ける相手によって、あるいは、販売する商品・サービスによって、月刊・週刊の配信頻度になります。
スーパーなどであれば、特売情報ということで、毎日配信もありえますが、
それでなければ、作家のように、よほど文章力がないと、毎日配信というのは、読むほうも退屈します。
読者との関係構築
読者との関係を構築するためには、継続的なコミュニケーションが欠かせません。
メルマガでは、価値を提供するだけでなく、楽しませる要素も取り入れましょう。
例えば、面白いエピソードや興味深い情報を交えることで、読者の関心を引き続けることができます。
重要なのは、読者に嫌な思いをさせないことです。
信頼関係を築くためには、誠実さと一貫性が求められます。
定期的に情報を発信し、自分自身を表現することで、読者との絆を深めていきましょう。
メルマガ内容の工夫
メルマガを効果的に活用するためには、内容の工夫が不可欠です。
読者が興味を持つテーマや、役立つ情報を提供することが重要です。
一番、簡単なのは、読者が興味を持ちそうな、業界ネタや時事ニュース。
そして、個人向けであれば、かつての月刊雑誌が季節ネタを年間でぐるぐる回していたように、
12カ月の企画を、考えて、それを毎年継続する方法があります。
アンケートを実施して、どのような内容が求められているのかを把握し、それに応じた情報を発信することで、メルマガの価値を高めることができます。
具体的な内容のアイデア
- 成功事例の紹介:他の顧客の成功体験を共有する。
- 業界のトレンド:最新の市場動向や業界ニュースを解説。
- 実用的なヒント:読者がすぐに実践できるノウハウを提供。
- 特典情報:限定オファーやキャンペーンを告知。
特典については、一般消費者向けであれば、お誕生日プレゼントが鉄板です。
それによって、キャンペーン対象者が年間を通して分散するので、安定した集客アップが見込めるからです。
また、企画や、コピーなどについては、アウトレットなどの商業施設での、企画や看板のキャッチコピーを参考にすると、
世の中のトレンドを手軽にとらえることができて、家族サービスにも繋がり、一石二鳥です。
ステップメールの効果的な利用法
ステップメールは、読者との関係を深め、信頼を築くための強力なツールです。
初回のメールで特典を提供し、その後数回にわたって関連情報を送信することで、読者の興味を引き続けることができます。
重要なのは、各メールが一貫したテーマを持ち、読者に価値を提供することです。
ステップメールの設計のコツは、一見、各回で異なるトピックを書いているようで、
最終回の商品やサービスの購買決定へと逆算して、組み立てていくことです。
ステップメールの構成例
- 第1通:来店の感謝のメッセージと特典の提供。
- 第2通:お客様の喜びの声。
- 第3通:読者のお困り事の提示と共感。
- 第4通:具体的な商品による問題解決と購入へ後押し(クロージング)。
まとめ
メルマガとステップメール、さらにはステップLINEを活用することで、効果的に見込み客を育成し、購買につなげることが可能です。
それぞれの特徴を理解し、適切に使い分けることで、ビジネスの成長を加速させることができます。
- メルマガ は、定期的に情報を発信し、広範な読者との関係を維持するのに適しています。ニュースやキャンペーン情報の告知など、リアルタイムでの情報提供に優れています。
- ステップメール は、シナリオに沿った段階的な情報提供により、見込み客の教育や育成を行うのに最適です。自動化によって、読者との信頼関係を築きながら、購買につなげることができます。
- ステップLINE は、高い開封率と双方向のコミュニケーションが可能なため、よりカジュアルで即時性のあるアプローチができます。ただし、アカウントBANのリスクがあるため、他のチャネルとの併用が重要です。
どの手法を選ぶべきか?
- 情報提供を重視 → メルマガ
- 顧客教育やナーチャリングを重視 → ステップメール
- リアルタイムのコミュニケーションやエンゲージメントを重視 → ステップLINE
UTAGEを活用すれば、これらのツールを統合して運用できるため、業務効率を最大化しながら、効果的なマーケティング施策を実施できます。
適切なツールと戦略を活用し、顧客との関係を深めながら売上アップを目指しましょう!

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