商談で売る会社のツール構成——UTAGEとGoHighLevel(ゴーハイレベル)の使い分け

こんにちは。会計ソフト会社に29年、社長業は19年目です。中小企業の現場で生まれた仕事の仕組みを、AI時代向けに作り直しています。

海外の高単価ビジネス、いわゆる「面談や電話で売る会社」が公開しているツール一覧を見ると、顧客管理、ページ作成、申込フォーム、予約、動画配信、広告計測、会員サイト、集計画面と、10種類以上がずらりと並んでいます。読んでいてわくわくしますし、実際よく考えられています。

ただ、そのまま日本の中小企業やひとり社長が真似すると、たいてい途中で止まります。道具が増えるほど「つなぎ目の面倒を見る人」が要るからです。向こうには専任の担当者がいて、こちらは社長が自分でやる。前提が違います。

そこでこの記事では、商談で売るビジネスに本当に必要な役割を6つに絞り、それをUTAGE(ウタゲ)とGoHighLevel(ゴーハイレベル)でどう埋められるかを整理します。数字は2026年7月26日に各公式サイトで確認したものです。


目次

先に結論:道具を10個そろえるのではなく、6つの役割を埋める

  • 商談で売る商売に必要な役割は6つだけです。そこが埋まっていれば、道具の数はむしろ少ないほうが強い。
  • お客さまが個人(BtoC)なら、UTAGEはこの6つをかなりの部分まで1つで埋めてくれます。とくにLINEまわりの作り込みは、国産ツールならではの完成度です。
  • お客さまが法人(BtoB)なら、重心が「名簿と商談の進み具合」に移ります。ここで初めてGoHighLevel(ゴーハイレベル)が候補に入ります。

先にお伝えしておくと、この記事はUTAGEを否定するものではありません。私は以前UTAGEを契約して使っていましたし、合っている方には今でもおすすめしています。


商談で売る会社に必要な、6つの役割

  1. 集客の受け皿:ランディングページと申込フォーム
  2. 名簿と、商談の進み具合:誰がいまどの段階か。問い合わせ済みか、日程調整中か、提案済みか
  3. 日程調整:予約カレンダー。空き枠を見せて、相手に選んでもらう
  4. 商談の前後の連絡:確認、リマインド、直前案内、終わったあとのお礼と次のご案内
  5. 商談そのものの場:オンライン会議か電話。既にお使いのもので十分です
  6. 数字の見える化:何件申し込みがあり、何件商談になり、何件決まったか

海外の事例では、この上に広告の効果測定、動画配信、会員サイト、問い合わせ対応のAIまで積み上がります。どれも良いものですが、最初から全部は要りません。 まずはこの6つが1本の線でつながっていること。ここが抜けたまま道具だけ増やしても、数字はほとんど動きません。

現場でいちばんよく詰まるのは、実は(2)と(4)です。申し込みは取れているのに、誰にいつ連絡したのかが分からなくなる。表計算ソフトと受信箱とスマホのメモに情報が散らばって、追いかけが止まる。売上が伸びない原因の多くは、集客ではなくここにあります。

関連記事:GoHighLevelのメールマーケティング機能について


UTAGE(ウタゲ)で6つを埋めるとどうなるか

UTAGEは、集客から販売、購入後のフォローまでを1つにまとめた国産のオールインワンシステムです。公式サイトでは「日本市場のマーケティングに特化したシステム」「日本語ベースのサポート」と説明されています。

項目内容
月額料金19,700円(税込 21,670円)
初期費用無料
無料お試し14日間
契約期間の縛りなし(管理画面からいつでも解約可)

出典: UTAGE公式サイト(2026年7月26日確認)

6つの役割で見ると、(1)のページ作成、(4)のメール・LINE配信、セミナーや個別相談の申込・定員管理を担うイベント機能まで標準で入っています。会員サイトや動画配信も同じ中にあり、講座までひと続きで作れます。

UTAGEの一番の価値はLINEまわりです。 公式サイトには「LINEの場合は99%近く到達する」という説明があります(出典: 同上)。個別相談やお試しセッションは、当日に来てもらえるかどうかがすべてです。前日と当日のリマインドがLINEで届くのと、メールの受信箱の奥に沈むのとでは、結果がはっきり変わります。

しかもUTAGEのLINEは後付けではありません。ステップ配信、シナリオの分岐、ラベル付け、リマインドが、メールと同じ感覚で扱えるように最初から組まれています。コーチング、講座、士業、店舗サービスのように「個人のお客さまと個別に会って決める」商売なら、UTAGEはとても良い選択です。


GoHighLevel(ゴーハイレベル)とGIFTED HUNTで埋めるとどうなるか

GoHighLevel(ゴーハイレベル)は、海外で広く使われているオールインワン型のマーケティング・顧客管理システムです。顧客管理(CRM)を土台に置き、その上にページ作成、メール配信、予約カレンダー、業務の自動化、会員サイト、コミュニティ機能を載せた構造になっています。これを日本語で使えるようにしたのが、私たちが提供しているGIFTED HUNTです。

6つの役割で見ると、特徴が出るのは(2)と(3)と(6)です。誰がどの段階にいるかを案件ごとの札で並べて管理でき、予約カレンダーはGoogleカレンダー等と同期します。「3日連絡がない相手に自動でメールを送る」といった追いかけも、画面上で線をつないで組めます。集計まで同じ中で完結します。

料金は3段階で、上位のプレミアムプランが月額16,500円(税込)です。下位2つの金額は公式サイトでご確認ください。契約期間の縛りや違約金はなく、月単位です。初期費用はなく、初期設定として数千円程度の少額チャージのみ。サポートは完全日本語対応の専用メール窓口です(出典: GIFTED HUNT公式サイト 2026年7月26日確認)。

機能としては、LP・Webサイト構築、SNS予約投稿の一括管理、Googleマップのクチコミ自動返信、メルマガ配信、予約カレンダー、高機能CRM、複数チャットの一元管理、ワークフロー構築、LMS(オンライン講座)、コミュニティ構築、アフィリエイト管理、API連携が挙げられています(出典: 同上)。日本語化にあたっての考え方はこちらのページにまとめています。

商談の進捗管理を実際に組んだ例もあわせてご覧ください。参考記事: 問い合わせから契約までを8つの段階で管理し、電子契約と連携したケース


6つの役割はどちらでどう埋まるか

役割UTAGEGIFTED HUNT(GoHighLevel日本語版)
(1) 集客の受け皿LP・販売ページ・申込フォームLP・Webサイト構築
(2) 名簿と商談の進み具合顧客リスト・ラベル管理高機能CRM(顧客・パイプライン管理)
(3) 日程調整イベント機能(申込・定員管理)予約カレンダー(Google等と同期)
(4) 商談前後の連絡メール・LINE(一斉/ステップ/リマインド)メルマガ・一斉配信・複数チャットの一元管理
(5) 商談の場外部の会議ツール外部の会議ツール
(6) 数字の見える化配信・申込の集計パイプライン上での進捗集計
追いかけの自動化アクション機能ワークフロー構築
外部システム連携スプレッドシート連携等API連携

出典: UTAGE公式サイト / GIFTED HUNT公式サイト(2026年7月26日確認)


判断の軸:お客さまは「個人」ですか、「法人」ですか

表を並べると機能の数に目が行きますが、そこで選ぶとだいたい外します。見るべきなのは商談の相手が誰か、これだけです。

お客さまが個人なら ── UTAGEが強い

個人相手の商談は申し込みから当日までが短く、勝負どころは「来てもらえるか」です。LINEが効く場面が、そのまま売上の場面と重なります。月額21,670円は、LINE配信とページ作成と会員サイトを別々に契約した合計と比べて考えるべき金額です。すでに回っているなら、変える理由はありません。

お客さまが法人なら ── 前提が変わる

法人相手だと、担当者の個人LINEに営業の連絡を送ることは、日本の商習慣ではまず歓迎されません。やり取りはメール、電話、Webフォームが中心です。しかも1回で決まらず、決裁までに複数の方が関わり数か月かかることも普通です。

つまり法人向けでは、UTAGEの一番いい部分の出番が少なくなります。代わりに要るのは、半年がかりの追いかけを落とさない仕組み──案件の段階管理、放置検知、基幹システムとのつなぎ込みです。ここがGoHighLevel(ゴーハイレベル)/GIFTED HUNTの得意な領域です。月数千円のエントリープランから始められるので、小さく試して、必要になってから上げる買い方ができます。

関連記事:GoHighLevelのウェブサイトビルダーでできること


道具を増やす前に決めておきたい、3つのこと

  • 名簿の置き場所を1か所に決める。 ひとり社長なら、名簿は1か所。ここを決めるだけで日々の迷いがかなり減ります。
  • 自動化は「人がやると忘れること」だけに使う。 リマインド、放置している相手の掘り起こし、お礼の連絡。この3つだけで商談の実施率は目に見えて変わります。凝った分岐は後からで構いません。
  • 数字は、最初は手で数えていい。 申込数・商談数・成約数の3つを毎週数える。立派な集計画面より、この習慣のほうが先です。

道具立ての話は楽しいので、つい増やす方向に進みます。でも増やすほど強くなるわけではない、というのが29年やってきた実感です。関連記事:GoHighLevelの活用方法をまとめたブログ


まとめ

  • 商談で売る会社に必要な役割は6つ。道具の数ではなく、6つが1本の線でつながっているかで判断する
  • UTAGEは月額19,700円(税込21,670円)、14日間の無料お試し、初期費用無料、契約の縛りなし。個人のお客さまとの商談ならLINE連携の完成度がそのまま武器になる
  • GIFTED HUNT(GoHighLevel日本語版)は3段階で上位プランが月額16,500円(税込)。顧客管理と案件の段階管理が土台にあり、法人向けの長い追いかけに向く

料金や機能は変わることがあります。判断の前に、各公式サイトで最新情報をご確認ください。


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GoHighLevel(ゴーハイレベル)を日本語で使えるGIFTED HUNTは、月数千円のエントリープランから試せます 👉 https://giftedhunt.com/

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