店舗・中小企業のマーケティングにUTAGEは使えるか──予約とLINEの自動化、GoHighLevel(ゴーハイレベル)との使い分け

こんにちは。会計ソフト会社に29年、社長業は19年目です。中小企業の現場で生まれた仕事の仕組みを、AI時代向けに作り直しています。

「UTAGE(ウタゲ)って、オンライン講座やコンテンツ販売をやっている人の道具ですよね?」。飲食店や美容室、整体院、サロンを経営されている方から、よくこう聞かれます。答えは「いいえ、店舗の商売でも十分に使えます」です。ただし、効くところと効かないところが、かなりはっきり分かれます。

私は以前、UTAGEを契約して使っていました。今は解約していますが、それは「UTAGEが悪かったから」ではありません。事業のかたちが変わって、必要な道具が変わっただけです。この記事では、UTAGEを店舗・中小企業の道具として正面から評価したうえで、どこから先がGoHighLevel(ゴーハイレベル)の出番になるのかを整理します。数字は2026年7月25日に各公式サイトで確認したものです。


目次

先に結論:「来てくれた人を離さない」ならUTAGE、「まだ来ていない人に見つけてもらう」なら別の道具

  • すでに連絡先を持っているお客さま(LINEの友だち、会員、既存のお客さま)への案内・受付・フォローを自動化したいなら、UTAGEが強い選択肢です。LINEまわりの作り込みは国産ツールならではの完成度があります。
  • そもそもお店を見つけてもらう段階(Googleマップ、クチコミ、複数店舗の情報管理)でつまずいている、あるいは法人相手の取引が混ざっているなら、判断の軸が変わります。ここで初めてGoHighLevel(ゴーハイレベル)が候補に入ります。

この記事は「UTAGEを辞めさせる記事」ではありません。合っている方には、UTAGEをおすすめします。


UTAGE(ウタゲ)の料金と機能

UTAGEは、集客から販売、購入後のフォローまでを1つにまとめた国産のオールインワンシステムです。公式サイトでは「日本市場のマーケティングに特化したシステム」「日本語ベースのサポート」と説明されています。

項目内容
月額料金19,700円(税込 21,670円)
初期費用無料
無料お試し14日間
契約期間の縛りなし

出典: UTAGE公式サイト(2026年7月25日確認)

料金プランは実質1本です。「安いプランで様子を見て、後から上げる」ではなく、最初からフル機能を使う前提の設計になっています。LINEアカウント数、配信数、ページ作成数、会員サイト作成数はいずれも「無制限でご利用頂けます」と明記されています。

機能は、ランディングページ・販売ページの作成、メール配信(一斉・ステップ・リマインド)、LINE配信、決済(UnivaPayやStripe等と連携)、会員サイト、動画配信、イベント機能(申込・定員管理)まで揃っています。なお、メール配信時の別途費用、LINE公式アカウント利用料、決済代行会社の利用料が別に発生する場合があります(出典: 同上)。


店舗の商売でUTAGEが効くところ

店舗業でUTAGEが本当に効くのは、LINEです。

公式サイトには「メールの場合は送信したメールが到達しないことがありますが、LINEの場合は99%近く到達」という説明があります(出典: UTAGE公式サイト 2026年7月25日確認)。店舗のリピーター施策は、ほぼこの一行に集約されます。メールで送った再来店のご案内は受信箱の奥に沈みますが、LINEなら通知が目に入ります。

手でやっていた作業が、そのまま自動になる

  • 来店後のお礼とフォローの連絡を、ステップ配信で自動で流す
  • 期間限定のご案内を、ラベルで絞ったお客さまだけに届ける
  • イベント機能で申込と定員管理をまとめ、前日のリマインドを自動化する
  • 決済を先に済ませていただき、当日の会計と無断キャンセルの負担を減らす

少人数で回しているお店ほど、この効き方は大きいです。電話を取る、台帳に書き写す、前日に確認の電話をかける。この3つが自動になるだけで、現場の空気は変わります。ここが「業務効率化」の正体です。

ただし「予約」の中身は、契約前に必ず確認を

ここは誤解が起きやすいので、はっきり書いておきます。UTAGEのイベント・予約機能は、公式サイトで「個別相談・個別予約、セミナー・説明会」向けと説明されています。申込があった際の日程ごとの定員管理などを自動化する機能です(出典: 同上)。

ですから、体験レッスン、カウンセリング、説明会、個別相談の受付ならこれで気持ちよく回ります。24時間受付、自動リマインド、事前決済まで一本でつながります。

一方で、飲食店の席数管理、美容室のスタッフ指名、整体の施術枠といった来店予約は、そもそも設計思想が違います。ここは来店予約の専用ツールに任せて、UTAGEには「予約のあと、どう追いかけるか」を担当してもらう。役割を分けたほうが、結局うまくいきます。1つのツールに全部やらせようとして疲れてしまう。これが中小企業で一番多い遠回りです。

費用も、単体の金額だけで判断しないほうがいいと思います。LINE配信の仕組みを別ツールで組み、ページ作成ツールを別に契約し、会員向けのページをさらに別に、とやれば、合算は簡単に月額21,670円を超えます。日本の個人のお客さま向けオールインワンとして、UTAGEの価格は妥当です。すでに回っているなら、無理に変える必要はありません。

関連記事:UTAGEとGoHighLevel徹底比較──料金・機能・向いている相手


逆に、店舗経営で埋まらないところ

UTAGEが強いのは「すでに連絡先を持っている相手」に対してです。LINEの友だち追加が済んでいる、会員登録が済んでいる、名簿に載っている。そこから先の打ち返しが速い。

ところが、多くの店舗のボトルネックは、その手前にあります。

  • 「地域名+業種」で検索されたとき、Googleマップに自分のお店が出てくるか
  • 付いたクチコミに、きちんと返信できているか
  • 店舗のWebサイトが、スマホで見て予約まで進める作りになっているか
  • 店舗が2つ3つと増えたとき、それぞれの情報を人手で更新し続けられるか

これはUTAGEが不得意なのではなく、守備範囲の外側です。道具の役割が違います。この「見つけてもらう」側については、別サイトに実例をまとめています(関連記事:GoHighLevelでのクチコミ管理とローカル集客)。

もうひとつ、店舗を持ちながら法人向けの卸や請負もやっている場合。法人相手では、担当者の個人LINEに営業連絡を送ることは日本の商習慣でまず歓迎されません。やり取りはメールや電話が中心で、決裁までに複数の担当者が関わります。つまり、UTAGEの一番いい部分が出番のない機能になりやすい領域です。


GoHighLevel(ゴーハイレベル)とGIFTED HUNTが受け持つ範囲

GoHighLevel(ゴーハイレベル)は、海外で広く使われているオールインワン型のマーケティング・顧客管理システムです。CRM(顧客管理)を土台に、集客の入口から商談の追いかけまでをひとまとめにしています。これを日本語で使えるようにしたのが、私たちが提供しているGIFTED HUNTです。

機能としては、ランディングページ・Webサイト構築、SNS予約投稿の一括管理、Googleマップのクチコミ自動返信、メルマガ配信、予約カレンダー、高機能な顧客管理(顧客・商談パイプライン管理)、複数チャットの一元管理、業務フローの自動化、オンライン講座(LMS)、コミュニティ構築、紹介プログラム管理、外部システムとのAPI連携が挙げられています。店舗の方に刺さりやすいのは、クチコミの自動返信と予約カレンダーだと思います。

プランは3段階で、上位のプレミアムが月額16,500円(税込)。下位2つの金額は公式サイトでご確認ください。契約の縛りや違約金はなく月単位で、初期費用はなし、デポジットとして数千円程度の少額チャージのみ。サポートは完全日本語対応の専用メール窓口です(出典: GIFTED HUNT公式サイト 2026年7月25日確認、および自社提供価格)。

どういう考え方で作っている道具なのかは、こちらに書いています:GIFTED HUNTの考え方


判断の軸:料金表ではなく「お客さまが誰か」で決める

料金表を並べると、どうしても金額差に目が行きます。しかし、そこで判断すると失敗します。価格帯が違うのは、設計思想が違うからです。

お客さまが個人で、1店舗で回しているなら ── UTAGEが強い

飲食、美容、整体、サロン、教室。お客さまが個人で、一定の常連さんがすでにいて、課題が「再来店」と「案内の手間」なら、UTAGEでほぼ足ります(席や施術枠の来店予約そのものは、先に書いたとおり専用ツールに任せる前提です)。このとき月額21,670円は「高い」ではなく「LINE込みでこの値段」と読むべきです。国産で日本語サポートが通じることも、地味ですが大きな価値です。

集客の入口が弱い、法人取引がある、店舗が複数ある ── 前提が変わる

この場合に必要になるのは、Googleマップとクチコミの管理、店舗ごとのページ、商談の段階を見るパイプライン管理、長い追いかけを自動化するワークフロー、既存の業務システムとつなぐAPIです。ここがGoHighLevel(ゴーハイレベル)/GIFTED HUNTの得意な領域です。月数千円のエントリープランから始められるので、小さく試して、必要になったら上げる買い方ができます。

関連記事:UTAGEからの乗り換えを考えている人へ──判断軸と選択肢


道具を入れる前に、ひとつだけ確かめてほしいこと

店舗の方からご相談を受けたとき、私が最初にお聞きするのはこれです。

「取りこぼしているのは、来た人ですか。それとも、そもそも来ていないのですか」

来た人を取りこぼしている(予約の電話に出られない、来店後に何も送っていない)なら、UTAGEのようなオールインワンがよく効きます。そもそも来ていない(検索から新規のお客さまが入ってこない、クチコミが少ない)なら、先に直すべきは配信の道具ではありません。順番を間違えると、立派な道具を入れたのに何も変わらなかった、ということが起きます。

見極めが難しいときは、1か月の新規のお客さまの数と、そのうち何人が再来店したか。この2つを並べるだけで、どちらを直すべきかはだいたい見えます。ローカル検索まわりの実例はこちらのサイトにまとめてあります。


まとめ

  • UTAGEは月額19,700円(税込21,670円)、初期費用無料、14日間の無料お試し、契約の縛りなし。来店済みのお客さまへの再アプローチを自動化するのに向いています
  • 予約機能は「個別相談・個別予約、セミナー・説明会」向けです。席や施術枠の来店予約は専用ツールに任せ、役割を分けるのが失敗しないコツです
  • GIFTED HUNT(GoHighLevel日本語版)は、クチコミの自動返信、予約カレンダー、高機能な顧客管理、業務フローの自動化までを1つに。上位のプレミアムは月額16,500円(税込)
  • 判断軸は金額ではなく「取りこぼしているのは、来た人か、まだ来ていない人か」

料金や機能は変わることがあります。判断の前に、各公式サイトで最新情報をご確認ください。


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GoHighLevel(ゴーハイレベル)を日本語で使えるGIFTED HUNTは、月数千円のエントリープランから試せます 👉 https://giftedhunt.com/

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